宗門改役 (Shumon aratame-yaku (an officer in charge of the persecution of Christians))

宗門改役(しゅうもんあらためやく)は、江戸幕府および諸藩に設置された役職のひとつ。
禁制であったキリスト教の信者(キリシタン)の取締まりや取締りのの指導などを行った。

1640年(寛永17年)幕府大目付であった井上政重がその任に当たったのが始まりとされ、1662年(寛文2年)には作事奉行もこの役に任命されるようになった。
1664年(寛文4年)幕府は諸藩にも宗門改役を設置することを命じている。

幕府では、大目付・作事奉行が1名ずつ兼任の役となったが、1792年(寛政4年)に廃止されている。

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