神馬 (Shinme)

神馬(しんめ、あるいは、じんめ)は、日本の神社に奉納されたウマ、あるいは祭事の際に使用される馬を指す。
馬の種類には特に決まりはなく、神が乗るとされる。

奈良時代から祈願のために馬を奉納する習わしがある。
奉納者は一般の民間人から皇族まで様々である。

小規模な神社ではその世話などが重荷となること、また高価であり献納する側にとっても大きな負担となることから、絵馬などに置き換わっていった。
また、等身大の馬の像をもって神馬とすることも多い。

延喜式3巻26条では、雨を願うときには黒毛の馬を、晴れを願うときには白毛馬をそれぞれ献納するという記述がある。

また、祭りなどにおいて多量の馬を使用する場合もあり、一時的に神馬と呼ぶ場合もある。

神馬を飼育している神社
伊勢神宮
多度大社
住吉大社
宇佐神宮
日光東照宮
上賀茂神社
石清水八幡宮
金刀比羅宮
小室浅間神社

[English Translation]