頭塔 ({{engl}})

頭塔(ずとう)は、奈良市高畑町にある土製の塔。
1辺30m、高さ10m、7段の階段ピラミッド状の構造をしている。
1922年(大正11年)、国の史跡に指定された。

概要

『東大寺要録』の記録では、奈良時代の僧、実忠によって造営されたという。
そこでは「土塔」(どとう)と表記されている。
一方で、平安時代の『七大寺巡礼私記』以来の、玄ボウの首塚である、という伝承もある。
「どとう」が転訛して「ずとう」と称されるようになり、玄昉首塚説との関連で、「頭塔」という漢字が当てられたものと考えられる。

各段にある石仏のうち13基が1977年(昭和52年)、重要文化財に指定され、2002年(平成14年)にはその後の発掘調査で見出された石仏のうち9基が追加指定されている。

奈良文化財研究所による1986年からの発掘調査終了後、北面は復元保存、南面は発掘前の現状保存の形で残されている。
ならまちの東方、高畑にあり、現在は、地元の民間人によって管理されており、施錠された門を開けてもらい入らないと見学できない。

その形態に類似性が認められる日本国内の遺址として、堺市の大野寺に見られる「土塔」がある。

指定文化財

以下の石仏22基が「頭塔石仏」の名称で、一括して重要文化財に指定されている。

所在

奈良市高畑町921

[English Translation]