鼓楼 ({{engl}})

鼓楼(ころう)は、古来中華人民共和国及び、その文化影響圏の城内・都市内・宗教施設敷地内に建てられる。
時報や合図を発する楼閣形式の建物のこと。
主に内部には太鼓が設置されている。
太鼓楼(たいころう)などとも呼ばれている。
類例に鐘楼がある。

中国

鐘楼も時報のための建物であり、中国の都城では対に造られる例が多い。
通常は東に鐘楼、西に鼓楼を置いた。
早朝に鐘を鳴らし、夕べには鼓を撃って「晨鐘暮鼓」と称した。
北京鐘鼓楼(zh北京鼓樓和鐘樓、enBeijing Gulou and Zhonglou)のように北に鐘楼・南に鼓楼を配置したものや、山海関鐘鼓楼のように一体の楼閣である場合もある。

南京城の鼓楼

南京城の鼓楼(ころう)は南京市鼓楼区 (南京市)の中心に位置している。
明の洪武15年(1382年)に建てられ、昼夜の時報や王を迎えるときに使われた。

現在は鼓楼公園として整備され、公園に隣接する区域は鼓楼広場となっている。
公園は800 - 1730(2004年現在)まで開園され、入場は無料であるが、鼓楼の登閣は有料(5元(2004年現在)である。
鼓楼の2階には石碑、鐘、太鼓がある。
別途料金を支払えば鐘と太鼓を鳴らすことができる。
3階には昔の鼓楼の写真が展示されており昔の南京を伺うことができる。
最寄り駅は南京地下鉄一号線、鼓楼・農業銀行駅。

日本

日本でも、太鼓楼として寺院や神社などの宗教施設敷地内に見ることができる。
鐘楼と対に造られるか、どちらか一方のみであることがある。

古来の城や都市にあった太鼓櫓もそれに類似する。
しかし、太鼓櫓という場合は、簡易なものも含む。

建物は多層建築として、外部に音が出るように開口部を大きくするか、柱と欄干のみの開放的な造りにすることがある。

城郭の太鼓櫓

太鼓櫓(たいこやぐら)は寺院の鼓楼と同じ役割を持つ建物で、常時は日の出と日暮れの開門の時刻を知らせた。
城郭においては必ずあり、同様のものに鐘櫓がある。

多重の楼閣建築であることが多く、姫路城のように平櫓であることは少ない。
1重目を通常の櫓と同じように造り、2重目は窓を大きくし、太鼓が吊るしてあった。
装飾的に造ることがあり、開口に華頭窓を用いたり、欄干を廻られせたものもある。

現在、現存する太鼓櫓としては、姫路城(平櫓のもの)のものと、掛川城のもの、復元されたものでは広島城のものなどがある。

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