秋夜長物語 (Aki no Yonaga Monogatari (Tales of Long Autumn Nights))

『秋夜長物語(あきのよながものがたり)』は、僧侶と稚児との男色を主題とする稚児物語の代表作。
1巻。
著者、成立年代、不詳。
寛永19年の刊本がある。

後堀河天皇の時代、瞻西上人がまだ叡山で桂海律師であったころ、花園左大臣の子三井寺聖護院の稚児梅若とちぎりをむすぶ。

瞻西上人は実在したが、西行の『撰集抄』内の事実を潤色したものという。

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