大江千古 (OE no Chifuru)

大江千古(おおえ の ちふる、貞観 (日本)8年(866年) - 延長 (元号)2年5月29日 (旧暦)(924年7月8日))は、平安時代の貴族、公家。
大江音人の九男で、兄に大江千里 (歌人)がいる。
従四位・式部省。

漢学について詳しく、醍醐天皇の侍読を務めた。

『後撰和歌集』に千古の「冬の歌」と「恋の歌」の二つの歌があり、『新古今和歌集』には延喜6年(906年)の日本紀竟宴の時に詠まれた千古の歌がある。

官歴

924年(延長2年)5月29日、卒去(没日を2月2日とする説もある)時に伊予権守従四位下。

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