朽木綱方 (KUTSUKI Tsunakata)

朽木 綱方(くつき つなかた)は、丹波国福知山藩の第10代藩主。
福知山藩朽木家11代。

天明6年(1786年)12月26日、第8代藩主・朽木昌綱の次男として生まれる。
享和2年(1802年)12月に第9代藩主である朽木倫綱が死去したため、その養子となり、享和3年(1803年)1月12日に家督を継いで第10代藩主となる。
しかし幼少のため、しばらくは縁戚である松平乗保の後見を受けた。

綱方の治世は文化 (元号)4年(1807年)に大火が起こるなど、相次ぐ災害で藩財政が悪化していった。
このような多難な中で政務への関心を失った綱方は、文政4年(1821年)6月6日に家督を養子の朽木綱条に譲って隠居し、以後はその後見を務めた。

天保9年(1838年)2月27日に死去。
享年53。

[English Translation]