飛鳥井雅量 (ASUKAI Masakazu)

飛鳥井 雅量(あすかい、生年不詳 - 没年不詳)は日本の公家。
歌人、蹴鞠家。
号は 曽衣(いそえ)。

家柄

飛鳥井家は藤原北家難波家の流れをくむ羽林家の一つで代々和歌、蹴鞠を家技にした。
雅量の祖父飛鳥井雅康は正四位下左近衛少将権中納言。
大伯父の飛鳥井雅親は正二位権大納言で歌人書家として有名だった。

人物・略歴

頼孝の子に生まれた。
雅量は9月に従五位下、同5年5月侍従となりその後従四位下少将に叙任された。
家伝の和歌、蹴鞠をよくおこなった。
のちに入道し曽衣と号した。

天文のころ京師の乱をさけ土佐国に下り親族の一条家の賓客となって家門五家のひとりに。
津野定勝に鞠道八足の図を与え蹴鞠の秘儀を教えた。
一条氏滅亡後は岡豊城に招かれ長宗我部元親やその子弟に鞠道を教えた。

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